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さてさて、そもそもはじめに「共感」とは、何でしょうか?(*^^*)
これは、下記にあるように、「他者と波長を合わせること」です。
コミュ障には4タイプあるが、そうなった原因は1つだけ。根本的な治し方を教えます
第一章 コミュ障が他者とコミュニケーションを図れない、メカニズムとは
つまりこうした「他者との共感」ができないか、するのが困難な人は、「コミュ障」といわれてしまうわけですね。(´・ω・`)
ではそうした人は、どうしてそんな「コミュ障」になってしまったかについては、上記ページをよく読んでください。
また端的に、「他者との共感がむずかしい」といっても、それには基本的に、2種類のタイプがあります。
まず最初の型は、「そもそも他者に関心がなく、意識的にか無意識的にか、他者と『共感』を抱く意思がないタイプ」です。
そして次のケースは、先ほどのタイプとは対照的に「感性が豊かすぎ、他者に共感しすぎる人たち」になります。
だからこの手の人は、他人の感情に自分が揺さぶられるのを恐れ、外部に対して自分のココロを閉ざしている場合が多いです。
ところで上に挙げた2種類のタイプは、前者は10代後半の私であり、後者はこれまた幼児期の私の姿でも、あります。
私が生まれたときから、私が自分の精神に抱いていた問題については、以下を参考にしてください。
自己嫌悪でいつもイライラしているあなたへ。その原因と克服法を教えます
さてでは、これからはこの2つのタイプの「他者に共感が持てない人たち」に関して、その根源や解決策について、述べていきます。
お楽しみに!!(≧∇≦)/
はじめに、上記2種類の「共感下手」さんたちに共通していえることは、「主体性が弱い」ということです。
そもそも先ほど引用したリンクにもありましたように、「共感」とは、「他者と意識のレベルを合わせること」を意味します。
となればこの場合、「相手となる人(それが複数の場合でも)」は、ラジオ局であり、自分自身はラジオ受信機であると、当てはめることができます。
すると相手は一般の人間であるので、たとえその人特有のクセがあろうと、一定の周波数の音波を飛ばしているはずです。
そしてこの場合、問題となるのは、受け手の自分(ラジオ受信機)が、相手のメッセージを正しく受信できないところにあります。
このときには、まるでラジオの電池が切れたように、あるいは回路がショートしたように、認識が機能しなくなります。
これはどういうことかといえば、前述したように、「本人の主体性が弱い」ということに尽きるのです。
ここでまず「主体性」とは何かと述べれば、「自分が自分であることについて、ブレないで、他者に乱されない精神的な強さ」を指します。
つまりは、「しっかりとした『自我』を持っている」ということになります。
そしてこの「主体性、自我の強さ」とは、通常ですと、その人の「育ち」によって決定されます。
とくに現代では、それは両親からの影響がほぼ100パーセントといって、差し支えありません。
なぜなら現代とは、核家族が圧倒的に主流の時代だからです。
これについては、下記を参考にしてください。
毒親とは、子どもを支配・コントロールし、自分の人生を生きさせない親。毒親の実態と対処法、教えます
(第一章から第三章まで)
一般に子どもは、母親からの無償の愛情を注がれることにより、「生きる意欲」と、「安定した情緒」を得ることができます。
また父親からは、少し大きくなったときに「社会規範」を教わることにより、「社会の泳ぎ方」を身につけます。
「社会規範」とは、社会で積極的に生きていくにあたり、していいことといけないことの区別や、厳しい社会での競争を生き抜く術などを、指します。
子どもは両親にそうされることによりはじめて、「他人にココロを開きつつも、常識をわきまえており、他人から悪い影響を受けない人間」になれます。
私の場合については、幼少期にはまず、外界への恐怖から精神が自己完結していたため、自分のことにしか関心がありませんでした。
また私は、父からは、当人に悪意はなかったといえど、事実上ネグレクトされていたため、社会常識は身につきませんでした。
これはたとえば、「ウソをつくことは悪いこと」、「盗みは悪いこと」といった常識が、私の脳に本能レベルで刷り込まれることはなかった、ということです。
ですから少年期の私は、そうした自分のココロの空洞を確認するように、平気で人にウソをつけましたし、お店から万引きをしたりもしました。
また、当時の私には大人や他人とは、まず怖いものという認識しか持てませんでした。
だから、「その人は信用できるのか、できないのか、あるいは、彼は本当のことを言っているのか、ウソをついているのか」といった判断も、できかねました。
そんな私も20歳のとき、ココロの病と、持病であるアトピーを抑える薬の副作用のため、精神の緊張が限界に来て、自殺を図りました。
そのときの私は、「なにかを感じることができず、理性にばかり意識が行き、そこで意識が煮つめられるような状態」でした。
これを図示すると、下記のようになります。
正常な人の認識構造
そこから私の、「主体性を確立する旅」が始まったのです。
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ところがまず、その時点で私はすでに成人していたため、他者に全面的に育て直してもらうということは、不可能でした。
ですから私は、自分の人格はすべて、自分のチカラで再構築する必要があったのです。
そこで私は、下記ページに記されているようなことを、実践しました。
アダルトチルドレンで苦しんでいるあなたへ。ACの実態と症状の緩和について、私の経験を語ります
(第三章以下)
読書をする真の意味は、「新しい自分を創ること」。本を読み、自由な世界を手に入れよう!
(第三章以下)
この点は読むのも長くて大変だし、日常生活においても、以上のような実践がすべてできる人は、あまりいないと思います。(;^_^A
よって、もしあなたがご自身に「主体性がない」と感じるならば、儒教の創始者、孔子の教えを生活のなかに、取り入れればいいと、思います。
それは、「三人行けば必ず我が師あり」というものです。
この意味は、まず三人とは、自分もふくめて他人が二人いる、という状態です。
その状況で、一人が良い人ならば、彼を師として学び、もう一人が悪人なら、これを反面教師とする、ということです。
つまりあなたは、毎日会う人たちから、意識的に良い部分は学んで自分のものとするよう、努力する。
そして、いただけないと思う人がいたら、そんな人のマネは、しないように気をつける、といったものです。
そのようにしてあなたは、日常生活のなかで、ご自身の判断能力を養っていけばいいでしょう。
ちなみに孔子も、この事実に気づいたのは、15歳で学に志し、30歳にして立つあいだの、いわばフリーターの時期です。
よってあなたも、あなたの意識次第で働きながらでも、青年期の孔子のように思索し、それを実践することはできるはずです。
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また私は、20~28歳の時期には、増田先生(仮名)という、現在の私から見たら大恩人の精神科医に、お世話になっていました。
他のページでも書きましたが、精神科の保険点数とは、患者とどれだけ長く話しても、変わりません。
つまり精神科医は、たとえ3分間治療であろうが、患者の悩みに1時間付き添おうが、収入は変わらないのです。
それなのに増田先生は、私のためになんと、毎回3~5時間も、時間を割いて私の悩みを聴いてくださったのです。
さらにそんな診察を、7年以上にもわたって、私のためにしてくださったのです。
私は増田先生に、どんなお礼をしても足りないくらいの恩があると、いつも感じています。
私の生きる指針は、増田先生によりあたえられたといっても、過言ではありません。
もし私が増田先生に出会っていなければ、あなたがこのブログを読むことは、なかったはずです。
その増田先生に、当時23歳くらいだった私は、以下のようなことをお尋ねしました。
精神科という仕事をしていると、相手にするのは精神病の患者さんばかりになる。先生はどうやって、その状況で「自分」を保てているのか、と。
すると増田先生は、笑ってこう答えてくれました。
「ほんわかくん、それはもう、自分以外の他者と、より多くの共感を持つことだよ。
どんな人間からも、学ぶ点がある。
自分との価値観の合致や、新しい発見などを他人のなかに見たら、ぼくはその気持ちを、いつも大切にしている。
するとつねに、自分の精神をニュートラルにし、さらにそこから高めることもできるんだよ」。
以来、私は、増田先生から教わったこの教訓を、日々実践して生きています。
だからあなたも、一定の判断力が身につけば、今度はその人を観察するばかりでなく、その人の気持ちに、自分を合わせてみればいいと思います。
会う人を選び、多くの人の感性を自分の認識に反映させれば、きっとあなたは、まともな共感力を持つことができるはずです。
少なくとも私は、これまで25年以上、つねにそうした生き方を志して生きてきました。
だから私は、ちょっとおこがましいですが、自分には人並み以上の判断力と、人並み以上の共感力があると、自負しています。
その証拠に現在の私は、だれとも仲良くなれますし、どこに行っても人気者になります。
それは、自分が人に気に入ってもらおうとしているからではなく、逆に人の立場に立ち、相手のためになることをしようと、つねに心がけているからです。
だから結果として、私は人に思いもかけぬ感謝をされることが多いです。
またそのため私は、いつも相手の気持ちを考慮しているので、コミュニケーションもバッチリと取れます。
もしあなたが「コミュ障」であり、コミュ障を根治させたければ、以下のページを参考にしてください。
コミュ障には4タイプあるが、そうなった原因は1つだけ。根本的な治し方を教えます
さらに申せば、私には下心のあるヘンな人は、寄ってきません。
それというのも、まずそういう悪だくみを抱えている人は、いつも自分のカモになりそうな人を、探しています。
それは気が弱く、他人を疑うことを知らないような、お人好しの人物です。
そうした下衆な連中も、人を騙すことを仕事にしているため、つねに自分のカモとなる人間を、見分ける目を養っています。
ですから彼らは、悪い意味で「人を見る目がある」ともいえます。
しかし私はこれまで一度、過去に信用していた友人の、思わぬ裏切りによって、悪徳カルト教団に勧誘された以外は、人に騙されたことは、ありません。
もちろんそのとき私は、そのカルト勧誘者の誘いを、きっぱりと拒絶しました。
まず私にはちゃんとした判断力と意志の強さがあるため、「こいつは、カモにできない」と、悪人たちにもわかるのです。
とかくあなたに必要なのは、「主体性」を確立しながら、多くの人間の意識を自分の認識に反映させ、「自分」を創っていくという作業です。
そのためには、歴史に残る古今東西のすぐれた文学作品などに触れるのも、いいことです。
もちろん最初は、歴史的な名作とされるマンガなどから入るのでも、大丈夫です。
作家でいえば、手塚治虫、楳図かずお、松本零士、藤子不二雄、等々の作品です。
そこを経て、ラノベや現代作家による、心理描写がすばらしい作品などに触れていきましょう。
そうしてやがて、歴史的文学作品に挑戦ということで、充分です。
ただし、ものすごく難解だったり長編だったりするものは、ダイジェスト版を読むということでも、かまいません。
さらに最近では、「青空文庫」で、著作権の切れたむかしの作品が、無料でダウンロードできるので、こうしたものを利用するのも、いいでしょう。
ちなみに私のオススメの本は、以下のようなものです。
読書をする真の意味は、「新しい自分を創ること」。本を読み、自由な世界を手に入れよう!
そのように、私があなたに願うのは、「自分をしっかりと保ちつつ、他者を立て、他者の気持ちを自分のもののように感じ取れる生き方」です。
それを心がけることが、あなたの人生を幸せにし、豊かにする第一歩です。
さらに最後に、あなたは肉体の鍛錬によってご自分を変え、主体性を強くしたいのなら、空手等の武術を習うことを、オススメします。
理由は、下記にあるとおりです。
強すぎる承認欲求を満たす方法は、そのエネルギーをすべて、自分を成長させることに向けること
6 第六章 承認欲求の負のエネルギーを、なにかをインプットするチカラに変える
くわえて、そんなあなたは音楽で精神の安定を図り、主体性を強くし、情緒を豊かにすることで、他者との「共感」を可能にする方法もあります。
具体的な方法は、下記に掲載されています。
ココロもカラダも、仕事にも人生にも疲れたあなたを救う対処法、伝授します!
とかくあなたは、「自分を活かし、他人も活かす」生き方を目指しましょう!!\(^o^)/
「共感力」の乏しい人は、だいたい2種類に分類できます。
それは、そもそも他人に関心がないため、人の気持ちなど気にならない人と、逆に、人のココロに影響されすぎる過敏な人です。
後者の場合は、そうして他人の思いに振り回されるのを恐れ、外部にココロを閉ざしているケースが多いです。
さらに、共感力に問題がある人すべてに言えることは、「主体性が弱い」という点です。
ならば、日常の生活のなかで、いろんな人から学ぶ訓練を積んで、良い点は自分のものとし、悪い点は反面教師にするようにすれば、主体性はついてきます。
そこからさらに、選んで多くの人と会うことで、その人たちと自分との一致した価値観や、自分とは異なる発想などに触れれば、共感力は上がっていきます。
くわえて、心理描写がすぐれた書物やマンガなどを、少しずつ難易度をレベルアップさせながら読んでいくのも、共感力向上には、役立ちます。
また究極的に、なぜ共感力が必要かといえば、「自分も、他者も活かすため」です。
あなたの共感力を上げることで、ご自分の人生の質も上げていってもらいたいと思います。
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そもそも「疲れ」とは、どういう状態か?ココロとカラダのあり方から説く
私に自信と能力がついたのは、未来への目標があったから。自信とは、自分への信頼を積み重ねること
「臆病」は、対象に対する努力・経験不足。その対策は、小さな成功体験の蓄積あるのみ
あなたが後悔の念から立ち直るには、あなたの後悔の中身を反省し、今後の人生で役立たせること