はじめに
いきなり失礼ですが、あなたは、人から「陰キャ」と思われていると、感じていませんか?(*^^*)
またはご自分で、「俺は、陰キャだ」と思い込んでいたり、しませんか?
世間の「陰キャは、人にあらず」といった風潮は、ほんとウザイですね。(´・ω・`)
私はもうすぐ50歳になろうとしている年齢ですが、私の若いころも、似たようなことがありましたよ。
当時は、現在の「陰キャ」と同じような意味で、「ネクラ(=根暗)」なんて言葉が流行っていました。
また当時は、現在と異なり人から「オタク」と言われるのは、「お前は人間じゃない」と宣告されるに等しいダメージがありました。
で、そのときの時代はバブル期なので、みんなノリノリの「ウェーイ!」であることが、最低条件。
冬はみんなでスキー、夏はこれまたみんなで海に。
聴く音楽といえば、サザン・オールスターズかユーミン。
このノリについていけない者は、「ネクラ」、「オタク」あつかいで、異性にも顧みらえない。
この辺の空気を知りたければ、YouTube で、当時のコカ・コーラの CM などを見るといいですよ。(^^ゞ
もうみながみな、パリピのノリですから。
なにしろまず、大学とは遊びに行くところで、大学に行って勉強や読書をするヤツは変人・奇人という世の中です。
ところで現代では「ぼっち」も市民権を得てきていますが、当時は日本という国全体が、バブルの熱狂で浮わついていました。
ですから「ネクラ」だった私は、人から放置されていました。
なので、もしあなたがまわりから「陰キャ」あつかいされていたり、自分を「陰キャだ」と思い込んでいるのなら、その気持ちは私には充分、わかるのです。(´・ω・`)
ですが私は、曲がりなりにも、これまで50年ちかく生きてきました。
その結果、若いときに「陰キャ」だった人は、かえってその後の人生で花開くことが多いことに、30年ほど前から気づいていました。
よってこのページでは、「陰キャ」のレッテルに苦しめられているあなたに、陰キャなりの正しい青春の生き方を、説いていきます。
お楽しみに。(*^^*)
目次
ここでまず、「陰キャ」とはどういう人種なのか、簡単に定義してみたいと思います。
それは、端的には高校時代などで、いわゆる「スクールカースト」の底辺にいたような人を指します。
「スクールカースト」とは、ご存じかもしれませんが、学校のクラス内における、序列をさします。
これが上位の者ほど、クラス内で威張れて、みんなの人気者となります。
逆に下位の者は、同級生から相手にされず、それどころかバカにされたりもします。
で、このカースト底辺の人たちとは、どんなタイプかというと、以下のような感じです。
〇気が弱い
〇容姿がイケていない
〇運動が苦手
〇勉強は、それほどできるほうではない
〇異性にモテない
〇派手な遊びは苦手か、しない
〇存在感が薄く、一人でいることを好む
失礼ながらこうした性質は、「あなた」にも多く見られるかもしれません。
ところが、です。
こういう人物ほど、青年期を終えて大人になったときには、結構、大物になっていたりもするのです。
つまり、「陰キャ」の逆である「陽キャ」たちを、追い越すことが、多いのです。
陽キャとはご存じのように、以下のような人たちを指します。
〇容姿が優れ、見た目も派手で華がある
〇そこそこの学歴がある
〇異性にモテる
〇集団のなかで目立ち、遊び好き
なぜ、私が「陰キャは陽キャを追い越すことが多い」と述べるかといえば、歴史上の偉人で、若いころは「陰キャ」だった人が、たいへんに多いからです。
たとえば、江戸末期に精密な日本地図を製作した、伊能忠敬。
アメリカの南北戦争を終結させた、アブラハム・リンカーン。
わが国で江戸幕府を築いた、徳川家康。
古代ギリシアにおける幻の都市、トロイアを発掘した、ハインリッヒ・シュリーマン。
わが国で、もっとも知られた文豪である、夏目漱石。
第二次世界大戦で、ナチス・ドイツを破り、イギリスに勝利をもたらした、ウィンストン・チャーチル。
また哲学の世界では、古代から現代まで、若いころに陰キャでなかった大物など、いなかったといっていいくらいです。
とくに、古代ギリシア哲学を完成させたアリストテレス、人類不朽の名著、『純粋理性批判』を著したインマヌエル・カント、そして近代哲学の大成者、ヘーゲル。
彼らはみながみな、若いころは苦しい修行に耐えるだけの日々でした。
逆に、早い時期から特定の分野で業績を上げた人物には、大物は少ないです。
もちろんドイツの文豪、ゲーテのように、青年期から晩年まで、60年もずっと第一線で活躍していたような人物もいます。
しかし、早熟な才能を誇った人物には、若くして消えたり、あるいは早死にした者が、たいへんに多いのです。
例を挙げれば、俳優のジェームス・ディーン、わが国の文学者、石川啄木、金子みすゞ、太宰治、三島由紀夫、中原中也、オーストリアの音楽家、モーツアルト、等々。
しかも上に挙げた人物たちは、どちらかといえば異端派、個性派で、正統派、本格派とは、少し違う人たちです。
つまり上の事実からいえることは、生きた時間が長く、青年期には「陰キャ」だった人物ほど、大器晩成型だということです。
その結果、その道の正統派、本格派になる可能性が高い、ともいえます。
そうして彼らのほぼすべては、「陰キャ」だった青年期には、ひたすら自分を高めるべく、修行に励んでいます。
https://nayamimuyou.net/メルマガ登録ページ
さて、ではなぜそうなるかを、ここでご説明します。
まず大まかにいって、人の人生において、その人が生まれてから自立を果たすまでは、以下の3段階を経ます。
少年期→青年期→成人期
このように「青年期」とは、「少年期」と「成人期」の中間に位置します。
まず少年期において人は、基本的に親や社会の庇護下にあります。
そして成人期において、自分で自分の人生を支えられるようになるのです。
ということは青年期とは、肉体、精神、社会属性、すべてにおいて、少年のものから成人のものへと移行する、過渡期であるといえます。
ですからこの時期は、心身ともに非常に不安定です。
ならば人はこの期間に、変に完成されるよりも、まともな大人になるための訓練を、積んだ方がいいということになります。
くわえて、青年期に若さのエネルギーでもって実績を上げてしまうと、人はその成功に縛られ、成人期以降の成長が、望めなくなるともいえます。
これをくわしく述べると、そうした人には、下積み、蓄積という土台がないため、その後はかえって小さくまとまってしまう、ということです。
この点はとくに、経験がその人の実力を決定づける、芸術、文学、哲学などの分野で、より顕著です。
よって一般論では、人は青年期には、自分の方向性を探りながら、地道に自分の実力を蓄えたほうがいい、ということになります。
すると数年後か数十年後かには、大物として輝ける道が拓けます。
私の場合もこの時期には、かび臭い勉強ばかりしていた、陰キャのなかの陰キャでした。
時はバブル後の世界で、世間にはまだ活気があるが、そろそろ景気が本格的にヤバくなるかな、という時期です。
ですがこのときにした勉強のおかげで、現在では私は、ほとんどの分野に対応できるプロライターになれました。
また私は、いまから7年ほど前に、卒業した中学校の同窓会に出席しました。
そこでわかった事実は、当時は陰キャで、あまり他の生徒から覚えられてもいなかった人たちが、かなり出世しているということでした。
アメリカで弁護士をしている者、ベンチャー企業を興し、がんばっている者、一流大学の准教授等々、彼らは学生時代には、目立たない陰キャでした。
逆に当時、スクールカーストの上位にいた人たちは、そのときでもフリーター、無職、引きこもりといったケースも、多くあったのです。
そうした点から、私が若いあなたに申し上げられるのは、以下です。
もしあなたが現在、陰キャであり、打ち込むもの、ご自分の専門が決まっているのなら、いまはそれに専念するのが、最善だということです。
またもし、まだあなたにそれが決まっていないか、目標の立て方がわからないでいるのなら、どうすればいいかは、私のメルマガでお教えします。
https://nayamimuyou.net/メルマガ登録ページ
くわえてさらに私があなたに言えることは、陰キャの人は内向的、保守的であることが多いです。
これは、おなじことをくり返し反復する忍耐力があるということです。
ならばそのチカラを、ご自分の人生向上に役立てればいい、ということです。
まず人生における「成功の方程式」というものは、あっけないほど単純です。
それは、以下の2点を実行するだけです。
〇正しい方向に向け、努力する
〇ゴールに達するまで、努力を継続する
これだけです。
ですがどんな事業であれ、それに挑む人のなかで、「成功者」といえるのは、ほぼ全体の1割前後です。
多くの人は、成功を夢見ても、毎日の単純な反復作業に耐えられなくなるからです。
どうか陰キャのあなたには、ご自分が日々、日常的に行っていることを、成功するまでくり返してほしいと思います。
また、ご自身の方向性については、ご自分ではよくわからないケースが多いです。
その場合はぜひ、あなたの専門分野で成果を上げた人に、アドバイスを受けるか、信用できる人に弟子入りするのが、望ましいです。
ただし「一つの物事に打ち込む」といっても、それがあなたの内部で、あなたの実力として蓄積されないものは、いただけません。
それはたとえば、アイドルの追っかけや、オタク趣味にひたることなどです。
そうしたことはあくまで、ご自分の趣味の領域でおこなってください。
ですがご自分の道でがんばれば、その結果としてあなたは、もしかして将来、本格派の大物として大成できるかもしれません。
それは、軽薄な陽キャの表面的なキラキラ感ではなく、魂から輝き出る、真の光を発する人物になるということです。
この点はぜひ、トライアル・アンド・エラーの連続で、自分を信じ、自分の未来を信じることで、達成してほしいと思います。
そんなあなたに、読んでもらいたい書物が、2冊あります。
それは、ヴィクトル・ユゴー著『レ・ミゼラブル』と、アレクサンドル・デュマ著『モンテ・クリスト伯』です。
これらの作品は、地獄の青年期を生きた人物が苦難に耐え、成人期になり大業をなす物語です。
『レ・ミゼラブル』に関しては、「青空文庫」から無料でダウンロードできるので、それを利用するのでも、いいでしょう。
ただし、『レ・ミゼラブル』も『モンテ・クリスト伯』も、大変に長い小説です。
もし読む時間がないというなら、ダイジェスト版は多く出ているので、そうしたものを読むのでも、かまいません。
また『モンテ・クリスト伯』については、以下のページで私が紹介しているので、ぜひそちらを参考にしていただきたいと思います。
絶望のなかにしか、真の希望はない!絶望と孤独のなかから、光を見出し生きよ
『モンテ・クリスト伯』の主人公、エドモン・ダンテスが、無実の罪で投獄されていたのは、19歳から33歳までと、ちょうど「青年期」にあたる時期です。
そこから私は、作者はこの小説でもって、人間の人生における各時期を、どう生きるべきかということを、暗に主張しているのだと思います。
どうかあなたにも、希望をもって、陰キャの青年期を困難に耐えながら、生き抜いてほしいと思います。
では!!(`・ω・´)ゞ
まず「陰キャ」とは、端的には「スクールカースト」の下位にいる人たちを指します。
その対照が「陽キャ」で、クラスで幅を利かせている人たちです。
ところで歴史上の偉人たちは、正統派、本格派の人物ほど、青年期には「陰キャ」であっって、大器晩成型の人が多いです。
また逆に、若いときから専門分野で華々しい業績を上げた人物は、多くは早くに消えるか、死ぬかするケースが多数派です。
その差というのは、人生の過渡期である「青年期」に、地道な修行を積むか、成果を上げながら、小さくまとまってしまうかというところで、現れます。
また陰キャである人たちは、それまでガマンの人生を歩んできたため、忍耐力が強い者が多いのが、特長です。
ならばもし、あなたが現在、陰キャであり、そのことにコンプレックスがあるのなら、青年期はひたすら、自分の専門に打ち込む努力をしてください。
成功とは、正しい方向性で、努力を継続しさえすれば、必ず達成できます。
ならばあなたは、その道の師や成功者について、ひたすら修行を積み重ねることです。
その結果は未来に、あなたがその道の大物として大成することで、現れます。
下記のページへ行くだけで、
いまだけ豪華特典を5点プレゼント中!!(≧∇≦)/
https://nayamimuyou.net/メルマガ登録ページ
amazon kindle にて、amazon のアカウントさえ持っていれば、無料で入手可能の、私の電子書籍。
『2025年から、若者の生活、労働はどう変わる? 歴史法則からの回答』 Kindle版
疲れたカラダに、整体、カイロプラクティック、鍼は有効か?20年の経験から、私が得た結論
疲れたときの銭湯、スーパー銭湯の利用法。とかくカラダをじんわりと長時間、温めろ!
疲れたときのお風呂の入り方は、呼吸法と組み合わせれば、効果バツグン!
疲れたときに効く食べ物と、食事のあり方。栄養ドリンクは本当に効果があるか?
疲れたときには、脳にダイレクトに効く、裸足でのランニングを!