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最近、大ヒットのマンガ、映画「鬼滅の刃」の影響か、「なんやらの呼吸法」って、流行っていますね。(*^^*)
ところで私は、20年ちかく、呼吸法を研究しています。
その私が断言できるのは、呼吸法とは使い方次第で、運動はもとより、健康や仕事、さらには個人のあらゆる能力に、影響するということです。
なぜなら、呼吸は「自律神経」という、カラダの働きを司る神経に、直接的に影響をあたえることができる、唯一の運動だからです。
ご存じかもですが、自律神経には運動を支配する「交感神経」と、安定状態のときに働く「副交感神経」があります。
この両者の働きのバランスが、どちらかに大きく偏っていたら、人は体調を崩し、病気になります。
ですが、呼吸の仕方を意識して変えるだけで、自律神経のバランスを整えることが、できるのです。
さて、そもそも「自律」とは、「勝手に動くから、こちらからは手をつけられない」という意味です。
それは、心臓の鼓動や食べ物の消化などのことを指します。
ですが、たとえばモノを書く、ジョギングをする等の行為は、こちらは自分の意思で自由に行えるのですから、「自由運動」と言っても、いいでしょう。
ところで呼吸はというと、生きているかぎりは、しないわけにはいきません。
ですがその呼吸の深さやペースは、こちらの意思で調整することができます。
そこから呼吸とは、「自律運動」と「自由運動」の中間にある運動だといえるでしょう。
したがって呼吸は、活用次第であなたの健康や生活を、より良い方向に導くことが可能です。
このページでは、20年にわたり、呼吸法を研究してきた私が、あなたにとって有益な、さまざまな呼吸法を、ご紹介します。(*^^*)
お楽しみに!!\(^o^)/
さて、そもそも呼吸法は、東洋の文化では、座禅や瞑想、武術に技芸、医学に養生法と、ほとんどの分野で重要視されています。
東洋世界にあっては、そうした文化のすべてにおいて、呼吸法が基礎となっているといって、まちがいありません。
逆に述べれば、最近はともかく、西洋の文化では、呼吸はほとんど意識されることがありませんでした。
それほどまでに呼吸法とは、東洋文化においては、なくてはならないものだったのです。
さて、その東洋文化の原則にしたがえば、呼吸法は基本的に大きく分けて、2つに分類されます。
それは、「腹式呼吸」と「胸式呼吸」です。
もちろん、たとえば武術の流派などにおいては、何十種類もの呼吸法があるところも、あります。
しかし大ざっぱに述べれば、呼吸法は「腹式呼吸」と「胸式呼吸」に分けられるということです。
そして腹式呼吸は、下丹田(臍下丹田)に、胸式呼吸は中丹田に、作用するとされています。
では、いま出てきた言葉、「丹田」とはなにかを、簡単にご説明します。
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まず東洋の身体観において、「丹田」とは、「人体の要所」を指します。
東洋世界では、この丹田から、人間の生気やエネルギーが出ると、考えられてきました。
ところでそもそも、丹田とは3つあります。
それは、「上丹田」、「中丹田」、「下丹田」です。
引用 http://www.satokiko.jp/?p=55
まず「上丹田」とは額の奥にあり、身体活動全体をコントロールしているとされています。
次に中丹田ですが、これは胸部にあり、情熱や闘争心等、熱気のある気を出していると、考えられています。
最後に下丹田(臍下丹田)ですが、これの位置は、ヘソと局部の中間にあるとされ、不動心、忍耐力等の、静的な気を発するところとされています。
東洋文化では「丹田」といえば、まず「下丹田」を指し、武術や伝統芸能等では、ここに全意識を集中させておこなうものと、教えられます。
また西洋の声楽においても、ちょうどこの下丹田の位置からの発声が、基本となります。
オペラなどを観るとおわかりでしょうが、下丹田から発せられる声は、音域が高く、音量が大きく、かつ会場に響き渡るようなものになります。
さて、これまで3つの丹田をご紹介しましたが、前述したように、呼吸法でコントロールできる丹田は、中丹田と下丹田です。
そうして丹田呼吸法を習得すると、日常的に深い呼吸が自然とできるようになります。
その結果、自律神経のバランスが整い、健康的な心身を手に入れることができるのです。
つまり呼吸法で丹田を鍛えれば、全身の血行が良くなり、「気」のめぐりが上がり、集中力がついて、かつ、いつでもリラックスできるようになるのです。
さて、これも前述しましたが、下丹田を強くするのは、腹式呼吸、中丹田を鍛えるには、胸式呼吸でした。
そのやり方を記した図を、下に掲載します。
このやり方を、あなたの上達度や体力に合わせ、何十回とくり返してください。
腹式呼吸
胸式呼吸
この場合、「息を中丹田に溜める」とは、具体的には、「息を吸ったときに、お腹をへこませる」ということです。
もちろん息を吐くにしたがって、お腹はポコリと出していくようにします。
つまり、動きがなにからなにまで、「腹式呼吸法」と正反対ということです。
さて次に、もし、あなたが肩や首のコリに悩まされているのなら、呼吸法を以下のように利用して、コリをほぐす方法もあります。
このためだけではありませんが、少なくともこの運動を取り入れたため私は、かつて慢性的な肩こりから、解放されました。
さらに図で上述した呼吸法は、私の経験上、ぬるいお風呂に長時間浸かりながら行うと、もっとも効果がありました。
これは、私が20年来、世話になっている心療内科の先生に、教えてもらったものです。
これを実践する場合、湯温は通常だと36度、冬なら37度、春や夏なら、34~35度が最適です。
時間があれば、2時間、首までお湯に浸かって入るのが理想です。
もちろん時間が取れないときには、38~39度のお湯に30分くらい入るというのでも、かまいません。
ただし湯温は、41度までで、42度以上にしては、いけません。
というのは、42度以上のお湯に浸かれば、自律神経が交感神経優位となり、かえって疲れやすくなるからです。
さて、入浴のおりには、天然塩一握り、発砲入浴剤、木炭、トルマリンなどを湯舟に入れれば、カラダへの温熱効果はさらに高まります。
私の場合ですが、とくに木炭はよく効いたように思います。
ただし木炭もトルマリンも湯舟を汚すので、後の掃除が大変です。
その点で私は家族からクレームを受けたので、現在では、天然塩と発砲入浴剤だけを入れることにしています。
あなたは、せっかく入浴するのですから、その時間、なにもしないのは、もったいないです。
その際にはぜひとも、上に挙げた呼吸法を実践してもらいたいと思います。
ただし、腹式と胸式の割合は、2対1、もしくは、3対1 くらいにするのが、ベストです。
とかく、腹式を中心に行ってください。
それだけだと退屈だと思うなら、防水ラジオなどを風呂場に持ち込んで、BGM にするのもいいです。
あるいはこれは、自分への挑戦として、どれだけ長い時間、息を吐き続けられるかに、挑戦しても、楽しいですよ。(*^^*)
私は昨年、事故に遭い腸の手術をした影響で、現在では以前より、呼吸が浅くなっています。
ですが最盛期には、80~90秒ほど、吐息を継続できました。
また再度、そのレベルにもっていこうと、現在、修行中です!!(`・ω・´)
私の経験では、こうした入浴を週に2回も行えば、3か月~半年くらいで、ふだん無意識な状態でも、深い呼吸ができているようなります。
その効果としては、日常生活において健康体でいられる、何事にもビビらなくなる、細かいことは気にならないが、小さなことにも気づくようになる、等があります。
つまり、大胆かつ繊細になれるということです。
さらに私の場合、行動力がつき、何事も自発的に行えるようになったのが、大きいです。
なによりストレスに強くなったため、精神的に落ち込むということが、少なくなりました。
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また呼吸法の練習とは、決して単独でかしこまって、決まった時間にやらなければいけない、というものでは、ありません。
手の空いた時間や、あるいはなんらかのレジャーに打ち込んでいる際にも、行うことができます。
たとえば腹式呼吸の練習には、「一人カラオケ」、いわゆる「ヒトカラ」などは、最適です。
私は過去に、ヒトカラを月に5、6回、1回あたり7~8時間行うという生活を、7~8年続けたことがあります。
最初は純粋に、興味から始めたヒトカラですが、だんだんとそれが、「自分への挑戦」となり、楽しくて仕方なくなっていったのです。
というのも、私は変声期に声変わりをしなかったため、声がたいへんに高いのです。
その私が、腹式呼吸で高音を出すと、どこまでいけるかを知りたかったというのが、私が長年、ヒトカラにハマった理由の一つでも、あります。
結果として、私のファルセットでの音域はどんどん高くなり、通常のソプラノ歌手より、半オクターブくらい高い声が、出るようになりました。
おそらく日本で、私以上に高い声が出せる男性は、プロ歌手をふくめても1000人はいないと思います。
ただし、歌そのものは、全然、上達せずにヘタなままですが……( ;∀;)
とかくヒトカラで腹式呼吸の習得を目指すなら、コツは、「どれだけお腹の下から、声が出せるか」です。
最初のうちは、どうしても「みぞおち」くらいからしか声が出ず、声自体も高く響くようには、なりません。
それでもとかく、おヘソから下のほうから、声を出すように努めていると、3か月から半年くらいで、腹式呼吸による発声がどんなものか、わかってきます。
また前述したように、私が1日7~8時間も歌いっ放しができたのも、腹式呼吸による発声ができていたからです。
ちなみにですが、私はぶっとおしで8時間歌った日でも、まだまだ余力がありました。
ただ、フリータイムの時間制限があり、それ以上いると追加料金を取られるから、毎回7~8時間で退室していただけです。
その気になれば、私は現在でも、12時間くらいは歌い続けることができると思います。
これがいわゆる「のど声」で歌った場合、ほとんどの人は、1時間も続けて歌うと、声がかれると思います。
ですからあなたは、ヒトカラで深い呼吸を得たいと思えば、ムリのない範囲で、どれだけ長時間、歌っていられるかを目安にするのも、有効です。
また私は、なにもないところだと、自分の声を300メートル先まで、届かすことができます。
これも、長期にわたって呼吸法を練習してきたことの、たまものです。
とかくあなたも、呼吸法の練習を始めたなら、それを他の趣味と組み合わせれば、両者の相互発展が図れるので、いいですよ。
私のように、ヒトカラで歌の練習に当てるのも、よし。
また、武術や各種スポーツ、合唱、各種楽器などの趣味を持てば、もし呼吸法というバックボーンがあるなら、確実に上達は早くなります。
さらにそれにより、あなたの呼吸法も磨かれるので、まさに一挙両得です。
またあなたは、本当に手が空いていて、することがない時間を活用することでも、呼吸法の練習は可能です。
それはとたえば、会社の昼休みや、通勤中の電車のなか等です。
通勤中に立っているときでもできる、呼吸法の練習については、下にイラストを掲載します。
これは極端な話、仕事の最中でも、人に気づかれないよう静かに行えば、できるものです。
さらには、呼吸法は仕事やプライベートにおける、さまざまなシーンで役立ちます。
たとえば、会社でのプレゼン前で緊張気味であれば、その直前に、腹式呼吸を数回すると、効果的です。
あるいは逆に、販売、営業など、ある程度こちらがテンションを上げる必要がある場合には、その前に胸式呼吸をすれば、いいでしょう。
そのように呼吸法とは、健康に対する効果があるだけでなく、いろんな状況で役立ってくれることが、期待できるのです。
そのようにあなたは、いつでも呼吸法で自律神経を安定させ、落ち着いた状態を保てるようにしてください。
またそうすることで、日常生活でも深い呼吸や正しい姿勢が保てる等の効能も期待できます。
さらに呼吸法の練習は、歩きながらもできるのです。
下記イラストを、ご覧ください。
このように正しい歩き方を習得すれば、極端に述べれば、どれだけ歩いても疲れないし、歩けば歩くほど、健康になれます。
私の場合、呼吸法の練習を始めたのは、20年ほど前からで、それは当時通っていた、整体院の先生に教えてもらったものです。
それ以来ずっと、呼吸法の練習は続けていますが、自分の肉体が、年を経るごとに、若返っていくのが、わかります。
呼吸法の鍛錬を始めるまでは、私は完全な虚弱体質でした。
日雇いのバイトも、週3日が限度でした。
ところがいまでは、1日10時間以上の執筆にも、耐えられます。
また見た目年齢も実年齢より若く、どこへ行っても、実際よりは20歳ちかく、若く思われます。
つまり現在私は50歳目前ですが、たいてい人には、30代前半に思われるのです。
またこの年齢になっても、白髪やシワもほとんどありません。
少年期、青年期は重度のアトピーでしたが、現在では肌つやも良くなっています。
ちょっと恥ずかしいですが、私の顔画像をさらします。(〃ノωノ)
また自律神経のバランスも整い、自然と早寝早起きができています。
少年時代の私は、極度に朝に弱かったのにもかかわらず、です。
どうかあなたも、呼吸法の練習を日常生活のなかで、こまめに行い、自然と身につけるようにしていただきたいと、思います。
前述しましたが、半年もやればそれが習慣となり、それからは、深い呼吸をしなければ、かえって気分が悪くなる、という状態にまで、もっていけます。
また呼吸法の練習は、始めてから半年から一年で、肉体や精神への影響も、感じ取れるようになれます。
毎日、当り前に行っている呼吸のやり方を、少し変えるだけで、あなたの人生も変わると言って、過言でありません。
ぜひ、私が紹介した呼吸法を、計画的に実践してみてください。(*^^*)
効果は、保証つきです!!(≧∇≦)/
呼吸とは、「自己運動」と「自律運動」の中間にある運動です。
ですから正しい呼吸法により、自律神経をコントロールすることも可能です。
そうすることで、健康増進はもとより、体力向上も望めます。
さらに呼吸法の練習は、いつでも、どこでもできます。
その結果として、短期的にも長期的にも、人格の向上さえ、可能となります。
また呼吸法の訓練は、他のスポーツや稽古事などと組み合わせることにより、さらに強い効果を発揮します。
どうかあなたも正しい呼吸法で、「下丹田」も「中丹田」も鍛え、人生の質そのものを、向上させてほしいと思います。
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?(*^^*)
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