個性とは、人を社会的存在たらしめているその人の本質。個性を伸ばすには、まず普遍的なことをやれ!

はじめに

 

 

 

 

さて、現代社会では「個性的」といえば、たいてい良いこととされますよね?(*^^*)

 

 

 

たとえば「個性的な人」だとか、「個性的なファッション」、「個性派俳優」、等々……。

 

 

 

もっとも最近では、若い人は「君って、個性的だね」と言われると、「変わり者」のようなニュアンスに感じられて、あまりいい気持はしないと聞きますが……。(^^ゞ

 

 

 

でもそれはちょうど、時代劇の「傾奇者(かぶきもの)」のようなものでは、ないでしょうか?

 

 

 

これまで「個性的」とされてきた人のなかには、「自分」というキャラを立てるため、ムリして「個性派」を演じてきた人も、相当数おります。

 

 

 

あるいは本物の変人が、「個性的」と呼ばれることも、ままあります。

 

 

 

ですので、あなたのような小さい頃から「目立たないのが、無難」として生きてきた

人にとっては、当然、「個性的」と呼ばれることは、気持のいいことでは、ないでしょう。

 

 

 

ですが世間は依然として、「個性的なもの」、「個性的な人」を求めている事実は、変わりありません。

 

 

 

なぜなら、たとえば同価格の同製品であっても、「個性的なもの」のほうが、売れるに決まっているからです。

 

 

 

この点は、ややむずかしく言えば、「より『付加価値』のあるもの」が正解かもしれません。

 

 

 

あるいはアイドルや芸能人などは、「個性が命」です。

 

 

 

たとえどんなイケメンや美人さんでも、芸能界では「量産型」、「お人形さん」といわれてしまえば、中堅にはなれても、トップスターにはなれません。

 

 

 

またこれはもちろん、芸能界だけの話ではありません。

 

 

 

これまでの時代は、サラリーマンは「○○商社の山田太郎」で通ったでしょう。

 

 

 

しかしこれからは、軒並み大も中も小も、日本企業の劣化が激しいため、個々人が「自分の糧を、自分で確保しなければならない時代」へと入ろうとしています。

 

 

 

ならばあなたも、社会においては、「裸一貫の山田太郎」で生きていくほか、ありません。

 

 

 

そしてそのときに、山田太郎であるあなたを、社会で活かすも殺すも、あなた、山田太郎の個性次第ということになります。

 

 

 

では、そこまでして世の人が求める「個性」とは、いったい何か?

 

 

 

「個性」の価値とは、どんなところにあるのか?

 

 

 

「個性」とは、どのように出来上がっていくのか、という点を、当ページで述べていきます。

 

 

 

お楽しみに。(^_-)-☆

第一章 「個性」とは、その人をその人たらしめている、その人の本質

 

 

 

 

 

まず「個性」とは何か?

 

 

 

この点を、哲学的、論理的に、いきなり結論を述べます。

 

 

 

それは、「その人を、社会的にその人たらしめているもの」となります。

 

 

 

つまりAさんにとっては、Aさんの個性があるから、社会的にAさんはAさんでいられるのです。

 

 

 

よって、Aさんから、AさんをAさんたらしめている、Aさんの「個性」を抜き去ると、Aさんはもう、Aさんでいられなくなると、いうことです。

 

 

 

ちと、訳わからないようなことを言って、スミマセン。(^^ゞ

 

 

 

この点を、メジャーリーガーのダルビッシュ投手を例に取って、説明します。

 

引用元 https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20200916-00198600/

 

 

 

まずダルビッシュ投手は、社会的には優秀な野球選手として、存在しています。

 

 

 

では、ダルビッシュ投手は、野球選手として、どう優れているのか?

 

 

 

それは、コントロールの良さと直球のキレにくわえ、さまざまな変化球を、投げ分けられる点にあります。

 

 

 

そこで、ダルビッシュ投手からそうした能力、つまり直球や鋭い変化球をコントロールよく投げられるという技術をすべて奪ってしまうと、どうなるか?

 

 

 

この時点でダルビッシュ投手からは、「素晴らしい野球選手」という属性が消えるので、彼はもう、われわれの知るダルビッシュ投手では、なくなります。

 

 

 

彼は、背が高くてイケメンでお金持ちだけど、ただのおじさんへと変わります。

 

 

 

同様の例をもう一件、将棋界の若き天才・藤井聡太さんのケースで述べていきます。

 

 

 

2020年現在、藤井さんはものすごい勢いで、先輩の強豪棋士たちを倒して、将棋界における多くの最年少記録を、次々に塗りかえています。

 

 

 

ところが藤井さんから、なんらかの方法で将棋の能力を奪うと、たちまち彼は、優秀だが、ふつうの高校生になってしまいます。

 

 

 

この点から「個性」とは、その人を社会的にその人たらしめている「本質」であることが、見えてきます。

 

 

 

ただここで注意していただきたいのは、「個性」には「良い」も「悪い」もなく、ただただ、「その人の本質」でしかないという点です。

 

 

 

たとえば劇画「ゴルゴ13」の主人公、デューク東郷は闇の狙撃手で、存在としては反社会的な人物です。

 

引用元 https://citrus-net.jp/article/74513

 

 

 

しかし東郷にとっては、「裏稼業の狙撃手である」ということが、彼の本質なのです。

 

 

 

また東郷は、たまにですが成り行きから、正義のために割に合わない仕事をする場合も、あります。

 

 

 

そこから東郷を、「単なる社会悪」とすることは、できません。

 

 

 

なぜなら東郷の本質的な行動規範は、「自分だけの論理に従い、仕事を引き受けるかどうかは、自分で決断する」ところにあるからです。

 

 

 

そのため、その結果が社会的に悪となろうと正義となろうと、彼は頓着しません。

 

 

 

よって自分の仕事の結果がどうあろうとも、東郷の本質は闇の狙撃手であるところです。

 

 

 

ならば狙撃手でなくなった東郷は、もう「ゴルゴ13」ではいられなくなる、ということです。

 

 

 

 

 

第二章 個性は、複数存在することもある

 

 

 

 

 

また個性とは、「一人に一つ」とは、かぎりません。

 

 

 

一人の個人が複数の個性を持つということも、ありえます。

 

 

 

たとえば先述の藤井聡太さんの場合、彼の強さの秘訣は、並外れた情報処理能力と、「ひらめき」にあるとされています。

 

 

 

さらに藤井さんは、大変な努力家でもあるそうです。

 

 

 

さて、棋士・藤井聡太さんから、将棋の能力のみならず、そうした性質をも奪ってしまうと、どうなるでしょうか?

 

 

 

そのとき藤井さんは、もちろんもう「棋士」ではなく、社会的には「藤井聡太」でさえ、あり続けることも、できなくなります。

 

 

 

上に記したようなものが、「個性」の本質です。

 

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第三章 個性は状況に応じて、長所にも短所にもなりえる

 

 

 

 

 

さてここから、若いあなたにとって大切なことは、どうやって自分の個性を知り、それをもって社会で生きていくか、ということになります。

 

 

 

またその際、その個性をどう伸ばしていくかも、問題となってきます。

 

 

 

まず前述したように、個性とは、長所である場合もあれば、短所である場合もあります。

 

 

 

また、元来は長所であったものが、状況により短所になってしまう場合も、ありえます。

 

 

 

この点を、例を挙げて説明します。

 

 

 

たとえばここに、「気が短い人」がいたとします。

 

 

 

そうした性格の人物は、人間関係においては、自分を抑えきれずに、キレてしまったりすることもあるので、損することも多いでしょう。

 

 

 

ですから彼は、営業マンには向いてないかもしれません。

 

 

 

ところが彼は短気であるため、後先のことを考えず、とかく行動することだけは、おそらくできるでしょう。

 

 

 

そこから彼は、もしかしたら、ヤクザの鉄砲玉には、なれるかもしれません。

 

 

 

そのように個性とは、状況によって性質が変わりえるので、いちがいにその価値は決められないのです。

 

 

 

 

 

第四章 ノートに自分の得意・苦手を書きなぐり、自分の「個性」を知る

 

 

 

 

 

さてでは、ここから「あなたの個性」を探る作業へと、入っていきたいと思います。

 

 

 

まずあなたは、「自分の個性」を知りたければ、ノートを1冊、用意してください。

 

 

 

そのノートを開いて、ページごとに真ん中に直線を引きます。

 

 

 

 

そして左側にあなたの長所を、右側にあなたの短所を、思いつくかぎりでいいので、
書きなぐってみてください。

 

 

 

するとあなたは、思いがけないご自分の「個性」を、いくつ発見すると思います。

 

 

 

というのは、私自身がこれをやってみたとき、そうだったからです。

 

 

 

15年ほど前に、私は職業選択の必然性から、これをやってみました。

 

 

 

すると出た結果は、「大切なことについては忍耐強いが、遊びなどでは飽きっぽい」というものでした。

 

 

 

さらには、「なにかを待ち続けることは、何十年でもできると同時に、必要ならば、瞬時の決断もできる」ことも、わかりました。

 

 

 

私はこれを記録しておいて、その後、「自分を見返す必然性」があるときには、よく参考にしました。

 

 

 

またこれは、自分の過去をふり返るかたちで、やってみても、多くの発見が得られます。

 

 

 

これを、自分が大学生だったとき、高校生のとき、中学生・小学生のときはどうだったかと、記憶を掘り返して、思い出すのです。

 

 

 

ただ一点、これは「自分を知る」ためには優れた方法なのですが、問題点もあります。

 

 

 

それは、なんらかの過去のトラウマを、あなたが抱えている場合です。

 

 

 

そのとき、無意識的に記憶の底に埋めていたトラウマをよみがえらせてしまうのは、大変に危険です。

 

 

 

この作業をやっていて、気分が悪くなるようでしたら、すぐに中止してください。

 

 

 

さて、あなたは問題なくこの作業を、自分の記憶がある時点までふり返ることで、完成させたとします。

 

 

 

するとあなたは、ご自身の「個性」がどう変わっていったかも、わかるでしょう。

 

 

 

そこからあなたは、そうして発見したご自分の「個性」が、未来にはどう変わっていくかも、見えてくるかもしれません。

 

 

 

これをやる場合ですが、その際には自分を長く知っている人、たとえばご両親やご兄弟、旧友などにも、協力してもらえば、より「自分像」が明確となります。

 

 

 

そうして発見したあなたの「個性」を、あなたは今後、どう社会のなかで伸ばしていけばいいか、考えればいいでしょう。

 

 

 

また、個人の能力や性格については、それをリサーチしてくれる有料・無料のアプリ、会社などもあります。

 

 

 

場合によっては、そうしたものを利用するのも、いいでしょう。

 

 

 

またちなみにですが、私は過去に心療内科のある病院で入院したとき、健康保険適用の範囲で、臨床心理士さんが判断してくれるテストを、受けたことがあります。

 

 

 

その結果は、こちらがおどろくほど、的確でした。

 

 

 

もしあなたがご自身について、深く、正確に知りたいのなら、医療機関でそうしたサービスを実行していないか、調べてもよさそうです。

 

 

 

検索をかければいくつも出てきますので、そうしたものを利用するなら、ご自身であなたにとってベストなところを、探してみてください。

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第五章 「個性」は、遺伝するか

 

 

 

 

 

さて、ここまで述べると、「個性」について、ある疑問が湧いてきます。

 

 

 

というのは、そもそも「個性」とは、生まれついて人が持っているものなのか、あるいは後天的な環境によって、身についたものなのかという点です。

 

 

 

これは哲学、なかでも近代哲学において、焦点となった大問題です。

 

 

 

現代では、身体的能力についてはかなりの部分、遺伝で決定されることが、わかっています。

 

 

 

またひと昔前までの科学においては、個人の性格はすべて、育つ環境によって決まると思われていました。

 

 

 

ところが最近では、生まれたときから離れ離れにされ、まったく異なる環境で育った双子の兄弟が、性格や行動がそっくりだったという事例が多数、報告されています。

 

 

 

さらにこれは、少し前の日本で起こったことです。

 

 

 

いまから60年ほど前に、ある産婦人科の病院で、赤ん坊の取り違い事件が発生しました。

 

 

 

お金持ちの息子と、貧乏人の息子が、間違われて、それぞれの親に引き渡されたのです。

 

 

 

そこで、元来は貧乏人の子として育つはずだった男の子は、金持ちの家で大きくなったのですが、他の兄弟からは、彼だけは性質が違うと思われていたそうです。

 

 

 

その取り違い事件は、結局は50年ほどして明白になるのですが、この点から、性格もある程度は遺伝するのではないかという意見が、学者から出ました。

 

 

 

このことで私が言えることは、ひょっとしたら、人格そのものが遺伝されることも、ありえる。

 

しかし原則として、遺伝されるのは「そうした性格になりやすい要素」ではないかということです。

 

 

 

たとえば大酒飲みの家系というのがありますが、その家から生まれる子が持つ遺伝因子は、めちゃ強烈な「酒好きになりやすい性質」ではないかと、私は思います。

 

 

 

この遺伝子はもちろん、遺伝子の時点で「なにかになる可能性」でしか、ありません。

 

 

 

決して遺伝子の時点で、決定論なわけでは、ありません。

 

 

 

しかしその可能性は、子どもが置かれる環境や経験することの影響を、最小限にしか受けません。

 

 

 

よって、どこでだれにどう育てられても、その子は将来、どうしても酒飲みになってしまういように思われるのでは、ということです。

 

 

 

ですがこの点については、まだ私のなかで結論が出ていないので、この時点で保留とします。

 

 

 

さて次に、知的能力に遺伝の側面があるかということですが、これはほぼ間違いなく、あるでしょう。

 

 

 

この点については、民族や人種についても当てはまると、私は思います。

 

 

 

というのは、それぞれの民族や人種が創った文化・文明には、明白に優劣があり、それを環境のみから説明するのは、むずかしいからです。

 

 

 

あるいは何万年にもおよぶ過酷な環境や、逆に快適すぎる環境が、その民族の遺伝子に DNA として刻まれている、ということはありそうですが。

 

 

しかしこの問題は、国際的なタブーになっています。

 

 

 

おそらく、それを裏付ける実験結果などは多数、上がっているでしょうが、世間からの攻撃が怖くて、科学者や政治家らは公表できないのだと思います。

 

 

 

 

 

第六章 個性が独特のものであるほど、土台に普遍的な修養が必要になる理由

 

 

 

 

 

さて、若干話がそれましたが、あなたがご自身の「個性」を把握したとして、問題はその後、あなたがどう行動するかです。

 

 

 

あなたは、ご自分の個性に合わせた職種などを、将来的に目指すか、あるいは現状のままでいるか、または自分に向いていなくても、好きなことをするか、です。

 

 

 

このとき、自分に合った仕事を選ぶかどうかはともかく、「自分の個性を伸ばす」という選択をされた場合、注意が必要となります。

 

 

 

それは、その個性を正しく大きく伸ばすには、その前にその分野に近い、普遍的な基礎教養をしっかりと学んでおくべし、ということです。

 

 

これは具体的には、時間があれば文系なら、思想書や古典、理系なら数学などを、あらかじめ抑えておいたほうがいい、ということです。

 

 

 

また、もしあなたが現在、学生であるならば、文系も理系も問わず、とかく広い分野の学問を、有機的につなげて「教養」として学ぶのが、正解です。

 

 

 

「教養」と「読書」については、私はこれまで、当サイトでそれぞれページを作成しましたので、時間があれば読んでみてください。

 

 

 

 

教養とは二義あり。専門の土台となるリベラルアーツと、人格形成のための修養。どう身につける?

http://nayamimuyou.net/jinsei/kyouyou.html

 

 

 

読書をする真の意味は、「新しい自分を創ること」。本を読み、自由な世界を手に入れよう!
http://nayamimuyou.net/jinsei/dokusyo.html

 

 

 

 

そもそもなぜ、私がそのような主張をするのかといえば、若いときの「個性」は、未完成であり、いまだ「個性」の体をなしていない場合が多いからです。

 

 

 

つまりそれは、「実力」ではなく「可能性」でしかないよ、ということが多く、当人はそれに気づかないケースが、かなりあります。

 

 

 

この点は言葉で述べるより、下記の図で示すのが、いちばん早いと思います。

 

 

 

 

 

あなたの才能=お湯を入れる前のカップラーメン(特殊性) 

多くの教養や経験=熱々のお湯(普遍性)
↓                     
個性として完成した、あなたの能力=できたてほやほやのカップラーメン(個別性)

 

 

 

 

 

この点をさらに述べると、才能という「種子」は、土や太陽といった、普遍的なものに育まれ、やがて立派な果実をなす、というべきでしょうか。

 

 

 

なのであなたは、もしご自分でご自分の才能(個性)を見つけたら、最初のうちはひたすら、単純で退屈な教養を学んだほうがいいということです。

 

 

 

あなたの個性が、特殊なものであるほど、そうしたほうが好ましいです。

 

 

 

この点を、野球を例に挙げて説明します。

 

 

 

いまから30年以上前に、現在の千葉ロッテ・マリーンズの前身であるロッテ・オリオンズに、村田兆治という名物ピッチャーがいました。

 

 

 

彼はとかく球が速く、よく落ちるフォークボールが持ち味でした。

 

 

 

ですがなにより彼のいちばんの特徴は、ダイナミックに脚を上げ、ふり返るような姿勢で投げる、「マサカリ投法」という独特の投げ方でした。

 

 

これは、日本プロ野球唯一の400勝ピッチャー、金田正一がロッテの監督に就任したときに、金田の助言により完成させたフォームです。

 

 

 

ですがこのとき金田監督は、村田はもちろん、ロッテの選手全員に、練習ではランニングばかりをさせていました。

 

 

 

当時の選手たちは、走り込んでばっかりで、肝心の野球の練習はしなくていいのか、と思ったそうです。

 

 

 

おそらく村田も、同様の思いだったでしょう。

 

 

 

ですが村田は、金田の指導を忠実に実行しました。

 

 

 

そうしてシーズンが始まったのですが、村田のフォーム改造は大成功し、彼自身の成績も大きく上がったのです。

 

 

 

また打者のケースを挙げれば、世界のホームラン王・王貞治はなんといっても、「フラミンゴ打法」といわれる独特の一本足打法が有名です。

 

引用元 https://ameblo.jp/rxq03350/entry-12233264426.html

 

 

 

王は、フラミンゴ打法で800本以上の本塁打を、生涯にわたって打ちましたが、彼がもっとも多く行った練習とは、バットの素振りだったそうです。

 

 

 

その結果、どんな打ち方をしようが、彼が降ろした足の位置は、いつも寸分たがわず一定だったそうです。

 

 

 

 

 

第七章 ある元プロ野球選手に見る、「専門バカ」の末路

 

 

 

 

 

そうしたことからあなたは、ご自分の「個性」を真に実りあるものにするためには、時間があるときほど、普遍的な教養を身につけたほうが、いいと思います。

 

 

 

さて、そこで当然に疑問となることですが、もし自分の得意なこと、自分に合ったことばかりをしていると、どうなるでしょう?

 

 

 

どうせ個性を開花させるのでしたら、余計なことをせずに、それだけに専念したほうが、一見、良さそうに思えます。

 

 

 

ところがこれをやると、いわゆる「専門バカ」になる可能性が、非常に高くなります。

 

 

 

世間知らずで、性格も偏屈といった人物になりがちです。

 

 

 

実際に、多くの野球エリートたちがこの道をたどりました。

 

 

 

たとえば西武、巨人で活躍した清原和博は、プロ入り前から甲子園の大スターで、プロ入団1年目も31本の本塁打を放ちました。

 

 

 

そして周囲からは、「将来は、王貞治の本塁打記録を抜く男」として、ずっと注目されていました。

 

 

 

ところが西武でずっと特別あつかいされていたため、彼は練習でも、自分が好む筋トレのようなものばかりをしていました。

 

 

 

その結果、西武から巨人に移籍し、巨人には9年間在籍しましたが、フルにシーズンで活躍したのは1年だけでした。

 

 

 

その後、清原は巨人をクビになり、さらに他球団に移りましたが、もちろん、王貞治の記録には、遠くおよばないまま、プロ野球から引退しました。

 

 

 

それどころか、その数年後には、覚せい剤取締法違反で、警察に現行犯逮捕されてしまうという、寂しい姿を見せました。

 

 

 

清原和博の例は、「専門バカ」を地で行った反面教師として見れば、大変に役立ちます。

 

 

 

しかし、個性を開花させるにあたり、視野を広くしておくほうがいい理由は、まだあります。

 

 

 

それは、学問上においても、偉大な発見というのは、研究室以外のところでなされることが多い点です。

 

 

 

風呂場で浮力の原理を発見したアルキメデス、リンゴの落下から万有引力の発見に至ったニュートン、カビから抗菌物質ペニシリンを発見したフレミング等々。

 

 

 

専門に縛られ視野が狭くなると、どうしてもそうした柔軟な発想ができなくなります。

 

 

 

というより、現代社会に生きていれば、いやおうなく大人になった時点では、専門のことばかりをやらされます。

 

 

 

それならば、時間や体力などに余裕のある若いうちには、有機的につながった多くの教養を学んだほうがいいと、私は思うのです。

 

 

 

 

 

第八章 普遍的な教養や退屈な単純作業が、個性を支える土台となる

 

 

 

 

 

私のケースを述べますと、私の専門は哲学でした。

 

 

 

そのなかでももっとも専門の中心としたのが、ヘーゲルという哲学者の哲学だったのでした。

 

 

 

ですが私は、そこに入る前に5~6年間は文学や歴史、英語、ドイツ語、各種思想などを学んだのです。

 

 

 

だからこそ、元来なら自分には理解不可能なはずの、難解極まりないヘーゲル哲学を、7年間かけ、ほぼ独学で全体系を修めることができたのです。

 

 

 

さらに私は、ヘーゲル哲学を一通り学んだ後、事情があり、しばらくはフリーターをしていました。

 

 

 

最初のころは、自分が学んだことと、仕事でやることとの落差に、大いに惑わされました。

 

 

 

ところが数年間、バイト生活をしてみると、どんな人にも自分の話をわかりやすく伝えられる話術が身についたのです。

 

 

 

この能力が後に、ライターとなったときに、大きく役立つことになりました。

 

 

 

というのは、どんな難解な概念であろうと、私はだれにでもわかりやすく説明することが、できるようになっていたからです。

 

 

 

手前味噌ですが、あなたが読んでいらっしゃるこのブログも、そういえます。

 

 

 

おそらく、中学生が読んでも理解できるように書かれているはずですが、その内容自体は、ものすごく高度です。

 

 

 

それができるようになったのも、私がバイトで単純作業などをくり返し行ったという点も、大きいです。

 

 

 

よってあなたは、まだ未開状態で実質性のともなっていない、あなたの「個性」を真に開花させるには、基礎教養の学びが必須だと思います。

 

 

 

そうして普遍的な教養や経験を積み重ねることで、あなたには専門の実力を向上させつつ、同時に優れた人間性をも、獲得してもらいたいと思います。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

まず「個性」の本質とは、社会的にその人をその人たらしめている要素の集合体です。

 

 

 

よって、その人からそうした本質を抜いてしまうと、その人は社会的に、もうその人ではなくなる、ともいえます。

 

 

 

ところで、これまで「個性」を求められたのは、芸能人やタレントのような人種ばかりでしたが、今後の社会においては、だれもが「個性」を持つことが求められます。

 

 

 

というのも、日本の企業は現在ではどこも沈没寸前なため、これからは個々人が自分の食い扶持を、自力で社会から得るような世の中になると考えられるからです。

 

 

 

そうしたわけで若いあなたには、個性の萌芽ともいうべき、自分の可能性に早く気づき、それを立派な個性として、花開かせてほしいと思います。

 

 

 

ところで、個性を育てるのに、その個性のみに集中してチカラを注ぐというやり方は、あまりオススメできません。

 

 

 

真の個性とは、単純極まりないような単純作業や、退屈な一般教養を土台として、見事に開花するのです。

 

 

 

この点は、種が花を咲かせるのには、土壌や日の光といった普遍的なものを不可欠としていることを、思い返してください。

 

 

 

くれぐれも個性にのみに特化した、視野狭窄の偏屈人間にならないように、気をつけてください。

 

 

 

では、あなたが将来、他者との調和が取れ、人格も円満な実力者となることを、期待しています。(*^^*)

 

 

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みなさん、はじめまして。(*^^*)

ほんわかと申します。

私は現在は、雑誌ライターさんなどやってます。
成長過程での歪みにより、発達障害やアトピーを、50年近く患い、30年以上かけてほぼ完全に克服しました。

 

その過程で、多くの学問、健康法、整体術などを習得し、自分と同じような立場の人、100人ほどの相談に乗ってきました。

 

またネット上のものも含めると、これまでに私がアドバイスしてきた人は、500人以上に上ります。

 

ちなみにその成果として、下記のようなサイトも立ち上げています。(^^ゞ

 

よろず人生問題を、哲学的方法でズバリ解決!悩みよ、さらば
http://jinseitetsugaku.com/

 

この経験を、少しでも多くの人に役立ててもらおうと思い、当サイトを立てた次第です。

 

これからの厳しい時代、かつての私以上に弱い人でも生き残れる方法論を、どんどん発信していくつもりです。

 

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